さいたま市中浦和の内視鏡は服部消化内視鏡センターへ
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狭帯域光観察/NBI
粘膜表層の血管の走行状態を描出するNBI
通常、内視鏡光源からは、粘膜組織を自然な色で再現するために広いスペクトル幅を持つ光が照射されます。一方で、この広いスペクトル幅という特徴は、診断に重要な粘膜表層の血管構造やピットパターンと呼ばれる微細模様などのコントラストを低下させる原因になっていました。
NBIは、粘膜組織や血中のヘモグロビンの光学特性に最適化したスペクトル幅の狭い光(狭帯域光)を使うことにより、診断に関連する画像特徴のコントラストを向上させ、高い描写能力で表示します。

色素内視鏡に近い強調画像をワンタッチで
NBIでは、色素内視鏡に似たピットパターン強調画像を得ることができます。NBIは光学的な画像強調技術であるため、粘液の影響も受けにくく、色素散布の手間も要りません。
ボタンひとつで、いつでもNBIに切替えられ、高いコントラスト の画像を観察できます。

現在お使いのスコープがそのまま利用可能
NBIは、専用の光学フィルタを備えた光源ユニットCLV-260SLまたはCLV-260NBIと、専用の制御・処理機能を搭載したビデオプロセッサCV-260SLによって実現する機能です。
したがって、これまでのスコープをそのままNBIにご利用いただけます。

NBI

NBIの原理
ヘモグロビンの吸収特性
ヘモグロビンの吸収特性NBI は専用の光学フィルタにより、狭帯域化された415nmと540nmの2つの光を用いています。これらはヘモグロビンに強く吸収される波長であるため、血管像の描写には最適な光となります。


狭帯域化
狭帯域化波長を415nmと540nmに最適化した上で、そのスペクトル幅を狭帯域化することにより、 粘膜表層の血管の走行状態を強調表示させることができます。


NBI画像について
NBI画像について415nmと540nmでは粘膜組織への伝播深度が互いに異なります。このことが血管の走行状態の描写能力にさらなる効果を与えます。415nmの狭帯域光は粘膜表層の血管像を茶系の色調で、540nmの狭帯域光は表層下の血管像をシアン系の色調で描写します。この色の違いによって、血管の走行状態のより豊かな表現が可能となります。


NBIのイメージングプロセス
NBIのイメージングプロセス
光路上に狭帯域の光を通す光学フィルタを挿入し、その反射光を処理回路により画像化します。